メニュー

こどものこころ外来(発達外来、心理士相談)

1. お子さまの「育てにくさ」や「発達の不安」を一人で抱えていませんか?

毎日お子さまと向き合う中で、「どうしてうちの子は落ち着きがないんだろう?」「言葉がなかなか出ないのはどうして?」「お友達とうまく遊べなくて心配……」と、ふとした瞬間に不安を感じることはありませんか?

ネットで検索をすれば、たくさんの情報が溢れています。しかし、その情報がわが子に当てはまるのか、どこに相談すればいいのか、迷ってしまうご家族は少なくありません。検診で指摘を受けた方もいれば、日々の生活の中で「何かが違う気がする」と感じ、誰にも相談できずに葛藤されている方もいらっしゃるでしょう。

当院では、そんなご家族の「こころの拠り所」となるべく、2026年4月より、小児科専門医と心理の専門家による「こどものこころ外来(発達外来・心理発達外来)」を開始いたします。

発達の特性は、決して「病気」や「悪いこと」ではありません。それはお子さまが持つ一つの「個性」であり、環境との「かみ合わなさ」から生じている生きづらさであることが多いのです。私たちは、お子さまの特性を正しく理解し、ご家族と一緒に「これからどう支えていくか」を考えていきます。

2. このようなお悩みはありませんか?

「こどものこころ外来」では、未就学児から思春期(高校生)まで、幅広い年齢層のお子さまとそのご家族を対象としています。

具体的には、以下のようなお困りごとに対応しております。

【未就学児(園生活など)】

  • 言葉が遅い、視線が合いにくい
  • お友達との関わりが苦手、一人遊びが多い
  • 特定の音や感触に敏感(または極端に鈍感)
  • 落ち着きがなく、じっとしていられない
  • パニックになりやすい、こだわりが非常に強い
  • 指示が通りにくい、何度も同じことを言わなければならない

【学童期・思春期(学校生活など)】

  • 集団不適応、学業不振
  • 不登校、行き渋り
  • 眠れない、朝起きられない(起立性調節障害など)
  • 注意力が散漫で、忘れ物や失くしものが多い
  • 対人不安、恐怖感が強く、友達とうまく付き合えない
  • 気分の落ち込み、不安、怖がりが長引いている
  • 家庭内での問題行動、反抗が激しい

これらのサインは、お子さまが発している「助けて」のメッセージかもしれません。当院では、まずはお子さまの行動や想いへの理解を深めることから始めます。

3. 当院の診療方針:診断よりも「これからの生活」を大切に

発達外来を受診すると、「すぐに診断名をつけられてしまうのではないか」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。

私たちの目的は、単に「自閉スペクトラム症(ASD)」や「注意欠陥多動障害(ADHD)」といった診断名をつけることではありません。

診断はあくまで、お子さまの「自分らしさの道しるべ」の一助に過ぎません。

大切なのは、早期の段階でご本人の困難さを周囲が理解し、お子さまに合った支援や療育を行うことです。

それによって、お子さまは「自分はダメな子なんだ」という二次的な傷つきを避け、自信を伸ばし、周囲と良い関係を築いていくことができます。

また、不登校についても、私たちは「治すべき悪いこと」とは考えていません。

多くのお子さまは、学校という場所の特殊なルールや人間関係の中で限界まで頑張り、疲れ切っています。

時には「学校を休むこと」を治療としてお勧めすることもあります。

まずは心を休め、ゆっくりと元気を取り戻し、その子なりの「社会とのつながり」を一緒に探していきましょう。

4. 専門家によるチームサポート

当院では、医師と心理職がそれぞれの専門性を活かして連携するチーム医療を行っています。

小児科専門医による診察

体の成長や健康状態を確認するとともに、医学的な観点から発達の評価を行います。

必要に応じて、気持ちを落ち着かせたり、睡眠の質を整えたりするためのお薬(漢方薬など)のご提案も行います。

※当院には子どものこころ専門医が在籍していないため、抗精神病薬やADHD治療薬など専門的な薬物療法は原則として対応しておりません。

臨床心理士・公認心理師によるサポート

心理支援の専門家が、お子さまの心に寄り添うカウンセリングや、発達の特性を詳細に把握するための知能検査・発達検査を担当します。

看護師による「まるっと子ども相談室」

日々の生活の中で感じる「どう接したらいい?」「こんな時はどうすれば?」という具体的な悩みに対し、看護師が1時間の枠でじっくりとお話を伺います。

医療の知識を持ちながらも、より生活に近い距離感でご家族の想いに寄り添い、家庭で今日から実践できる関わりのヒントを一緒に探していきます。相談内容はどのようなことでも構いません。

お子さまのサポートと同じくらい、私たちは保護者の方のケアを大切にしています。

子育ての悩みや不安を一人で抱え込むと、お母さん・お父さん自身の心が折れてしまいます。

保護者の方が笑顔で過ごせることが、お子さまにとって最大の安心材料です。当院を「保護者の方の相談場所」としてもぜひ活用してください。

5. こどものこころ外来や検査の詳細

お子さまの「得意・不得意」を客観的に知るために、当院では以下の検査やカウンセリングを実施しています。

① 知能検査(WISC-V)

5歳0か月から16歳11か月のお子さまを対象とした、世界的に広く用いられている知能検査です。以下の5つの指標から、お子さまの認知能力を多面的に評価します。

  • 言語理解(VCI):言葉の理解や表現力
  • 視空間(VSI):視覚情報を組み立てる力
  • 流動性推理(FRI):新しい問題の法則を見つける力
  • ワーキングメモリ(WMI):情報を一時的に保持し、操作する力
  • 処理速度(PSI):情報を素早く正確に処理する力

検査結果は数値として出るだけでなく、学習面での工夫や、日常生活での声掛けのヒントとして活用します。

② 発達検査(新版K式発達検査)

当院では主に1歳半から5歳未満のお子さまを対象としています。遊びややり取りの中で、「姿勢・運動」「認知・適応」「言語・社会」の3つの領域を評価します。

WISC-Vを受けるにはまだ早い年齢のお子さまや、運動面の不器用さが気になるお子さまに適しています。

③ カウンセリング

公認心理師が50分、もしくは25分のお時間をいただき、お子さまや保護者の方とお話をします。

不登校や情緒不安定、対人関係の悩みなど、診察時間内では話しきれない深い困りごとに寄り添います。

④ ペアレントトレーニング(個別制)

「褒め方」や「指示の出し方」など、具体的な関わり方のコツを学ぶプログラムです。

当院ではグループ式ではなく個別制を採用しています。

ご家庭ごとの個別の状況に合わせて、オーダーメイドの助言を行います。

6. 診療予約・費用について

「こどものこころ外来」では、十分な時間をかけて対応させていただくため、完全予約制となっております。限られた予約枠を、支援を待たれているより多くのお子さまへお届けできるよう、以下の規定を設けております。

● 予約料の事前決済
心理検査予約時に、クレジットカードにて予約料の決済をお願いしております。

● キャンセルについて
お一人ずつの時間を大切に確保している特性上、自己都合によるキャンセルの場合、予約料の返金は承れません。

確実にご来院いただける日時でのご予約をお願いいたします。皆様の温かいご理解をお願い申し上げます。

メニュー 総額(税込) 備考
WISC-V 知能検査 33,000円 (うち予約料 11,000円) 対象:5歳以上。分析・報告書作成料を含みます。
新版K式発達検査 33,000円 (うち予約料 11,000円) 対象:1歳半〜5歳未満。分析・報告書作成料を含みます。

 

7. 最後に:お子さまとご家族が笑顔で過ごせる未来のために

「あんなに育てにくかったのに、今は毎日が楽しい」「この子の特性を知って、接し方が楽になった」……そう言っていただける日が来ることを目標に、私たちは日々診療を行っています。

お子さまの行動には、必ず理由があります。

その理由を一緒に紐解き、お子さまの持つ「生きる力」を最大限に引き出していきましょう。

一人で悩まず、まずは当院にご相談ください。私たちは、お子さまとご家族の歩みを全力で応援いたします。

【ご予約方法】

当院のWEB予約システムよりお申し込みください。

クレジットカード決済完了をもって、予約確定となります。

【外来日】

・こどものこころ外来初診:毎週月曜日、木曜日、土曜日

・検査日:毎週火曜日、日曜日

※変更の可能性あり。詳細はweb予約をご確認ください

 

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME

AIに質問!