はやめに見つけてあげたい子どもの「弱視」のおはなし②
こんにちは、アクアキッズクリニック東池袋院です。
みなさん、お子さんの目のことで気になることありませんか?
実は、健診でも「うちの子、目が寄っている気がするんです…」「斜視がちょっと不安でみてほしいです。」というご相談をよくうけます。
目の違和感、不安になりますよね…小さいお子さんは、鼻の根元が低く鼻側のまぶたが広いため白目の内側が見えず内斜視のように見えることが多いです。
今回は、スポットビジョンを使った検査のやり方と結果の見方についてお伝えします。
1.光を見ている間にできる検査。スポットビジョンクリーナーってなんですか?
スポットビジョンスクリーナーは生後6ヶ月以降の乳幼児が、近視、遠視、乱視などの屈折異常や、斜視、不同視、瞳孔不同の6つの項目を両眼同時に迅速に調べられる検査です。
検査前に目薬をさしたり、大きな機械のレンズを覗いたりする必要がないため手軽に検査を実施できます。
スポットビジョンスクリーナーは視力の検査をするものではありません。あくまでも目の異常の有無を検査するものです。
2.最近目を細めていませんか?それは目の違和感のサインかも知れません!
視力は成長するにつれて少しずつ獲得していく能力です。
そのため0歳では0.1程度の視力が、3歳頃になると視力1.0程度まで発達し、6歳頃になると視力・両眼機能の発達がほぼ完成し大人と同じ程度の視力にまで達するといわれています。
この視力の成長期に、何らかの邪魔が入ってしまうことで正常な視力の成長が止まってしまい、眼鏡やコンタクトレンズをしてもよく見えない状態(視力1.0以下)のことを弱視といいます。
視力の成長は他の成長と同じようにいつかは止まり、特に10歳頃をすぎると治療に反応しにくくなります。
治療を開始する時期は早ければ早いほど効果が現れやすくなるため「目を細める」などの些細なサインが重要となります。
3.検査のやり方
4.結果の見方
検査結果についての注意点
⚠️スポットビジョンスクリーナーの検査は、低年齢(3歳未満)におけるスクリーニングの精度は確立していないため、1回の検査で異常が指摘されても必ずしも異常があるとは限りません。
検査中、カメラを一定時間見れないと「異常」と出る場合もあります。
そのため当院もしくは眼科医のもとで2回目の検査を行います。
💡お子さんは、慣れない環境で、お部屋が薄暗くなるととても不安になると思います。
そのため「異常」が出た場合は、医師による診察で普段の様子など詳しくお話を伺った上で必要時は眼科医への精密検査のご紹介となります。
💡「異常」が確認された場合でも、経過観察で様子を見る場合もあります。
必要に応じて当院または近隣の医療機関でしっかりとフォローアップするためご安心ください!
5.最後に
アクアキッズクリニック東池袋院では、乳幼児健診(6〜7ヶ月・9〜10ヶ月・1歳半)の際にスポットビジョンを使ってスクリーニング検査を行うことを推奨しています。
お子さんは見えている景色に異常があった場合でも、今見えている景色が当たり前と感じ違和感に気づくことが難しくなります。
そのため保護者の方からみて「いつもよりテレビを近くで観ている」「目が寄っている気がして気になる」などがあればいつでもお気軽にご相談ください。
参考文献
| 【小児科医向けSpot Vision Screener運用マニュアル Ver.1】 | SVSで何ができるか? |
|---|---|
| 弱視について | 何らかの邪魔が入って正常な視力の成長が止まってしまい、眼鏡をかけてもよく見えない状態を「弱視」と呼びます。 |
| 豊島区の3歳児健診 | 3歳児健診【視覚検査】 |
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